いちど問いかけて、気づかせる
2月14日に、
チョコレートよりも
愛を伝えられる
方法がある。
恋人に、手紙を書こう。
(2008 日本郵政) ●CW:富田 安則
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明日は、ホワイトデーですね。
1ヶ月ずれちゃいましたが、
バレンタインデーに絡めたコピーを。
ドキッとする文章が、見る側の目を向けさせますね。
でも、そこでは答えを明かさず、
最後のサブコピーで、さりげなく答えとともに
商品(ここでは手紙)を提示しています。
初めて見た時は、このコピーの問いかけだけで
郵政の商品コピーだということまで、
考えが至らなかったのですが、
最後のサブコピーで、すごく腑におちた感じがしました。
考えたら、いちばん伝わるのは、直接心の丈を伝えること。
モノで伝えるのであれば、想いを綴ったものが
それにあたるのですね。
敢えて、答えをいわず、問いかけさせることで
見る側の常識になっているような価値観を疑わせ、
答えで、一気に壊してしまう。
そのぶん、商品の本質的な良さが
明確に印象づけられる気がします。
小さく配置されているサブコピーのさりげなさも、
押しつけがましい感じがしなくて、効果的です。
PHOTO:http://www.01-radio.com/archives/6895
↓バレンタインのチョコレートは、あくまで販売戦略の一環なのです。
↓ といっても、チョコがもらえるのも嬉しいのですけどね。