感情を彩るコピー
ハハの掟
ハハは、こどもの食生活が心配です。
ハハは、野菜不足が気になります。
ハハは、ケミカルなものが苦手です。
ハハは、自然なものがいちばんと思ってます。
ハハは、おいしいものが好きです。
ハハは、完璧ではありません。ときどき手抜きもします。
ハハは、どちらかと言うと大雑把です。
ハハは、むずかしい事はきらいです。
ハハは、野菜不足が気になります。
ハハは、むずかしい事はきらいです。
ハハは、どちらかと言うとミーハーです。
ハハは、うわさ話が大好きです。
ハハは、明るいです。
ハハは、楽しいです。
ハハは、古いことも重んじるけど、新しいことにも興味あります。
ハハは、高いものも好きだけど、安いものはもっと好きです。
ハハは、やさしいです。
ハハは、こどもの健康がなによりです。
おいしくって、あたりまえ。
からだによくて、デブ手前。
母より
(2011 【“ハハのキモチ”・からだスマイルプロジェクト】
ユニー/サークルKサンクス/ファミリーマート/伊藤忠商事)
●CW:笠原 千昌
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今回は、「健康を考えたパンとヨーグルト」の新ブランドの広告から。
上に挙げたものは、正確には実際の商品コピー/ネーミングではなく、
コンセプト的な設定部分をカタチにしてまとめたものですが、
どの文章も、ムダがなくスッと入ってきて納得できる。
そして、最後の締め(オチ)の文章が、思わずクスッとしてしまいますw
この文章を読むだけで、その商品を想像したくなる。
その先の物語まで、感じさせてくれる。
“彩り”という言葉が浮かびました。