実感を共有する
父が、あんなに飲んでいるのを初めて見た。
母が、あんなに写真を撮るのを初めて見た。
友達が、あんなに泣いているのを初めて見た。
上司が、あんなに褒めてくれるのを初めて見た。
旦那が、あんなに笑っているのを初めて見た。
結婚式に来てくれる人は、
あなたの人生を支えてくれる人です。
私が、あんなに幸せだったのを、初めて見た。
(ゼクシィ・リクルートメディアコミュニケーションズ) ● CW:富田 安則
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ボディコピーが積み重なると同時に
想いが重なって、膨らんでいきます。
このストーリーの主人公の実感が、読む側にも
重なっていきます。
そして現れたのは、感謝に気づかせてくれるメインコピー。
「あなたの人生を支えてくれる人」というフレーズに
思わず、自分の足許を見直したくなりました。*1
最後の「私」だけ「、」がひとつ多いのは、
この文だけが、式の時間とは別の時間ということを示しているのかもしれません。
後で思い返しているような効果をあたえ、
文章を締める役割も果たしているように感じます。
共有できるから、ありがたいことってありますよね。
↓昨日の「東京家族」もよかったですね。
*1:自分はまだ独りの身ですが胸がいっぱいになった感じがしました。結婚式っていいですね★