タイトルの先にあるコピー
販売戦略と
デザイン
は、高い本ですが、
読む人が読めばおつりが来る内容です。
(2005 ピエ・ブックス【本の装丁】) ● CW:筒井 晶博(風とバラッド)
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初めて見た時に、何の抵抗もなく文章を読んで
中身が気になった自分に気づき、“やられた!”と思いました。
本に付く帯が、キャッチコピーになっています。
しかも、コピーを変えて何種類も。
一見、専門的で堅そうな感じすら与える本のタイトル名ですが、
その堅さを逆手に取って、コピーは、話し言葉のような文体で
心のつぶやきのような内容になっています。
その無防備さが、より気になる度を加速させます。
自分なら、思わず手にとって、中身をめくってみる気がします。
まさしく、このアイデアこそが、
「販売戦略とデザイン」を忠実に表しているんですね。
↓白黒・文字だけの表紙だからこそインパクト大です。