やっぱり、自分が好きな自分。
このままじゃ、私、可愛いだけだ。
(2005 朝日新聞) ● CW:吉岡 虎太郎
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「このままじゃ〜」と思う
何も持っていないように感じる、自分への葛藤。
「私」が「可愛い」のは肯定する
妙な自信と、やっぱり自分が好きな自分。
若い世代なら、だれでも感じそうな気持ちをうまく表現して、
ターゲットである彼ら・彼女らにアプローチしていますね。
そして、その解決策の1つとして、「新聞」を提示しています。
これを、男性目線で置き換えると、こうはならないのではないでしょうか。
「このままじゃ、俺、カッコイイだけだ。」
単なる思いあがりの、困ったヤツになってしまう印象です。
それなのに、女性目線だと、なぜか許せてしまいます。
「新聞」で知識を得ることで、「カッコいい」「イケてる」と言われる可能性はあっても、「新聞」を読んでいるからといって、「可愛い」とはならない。
そのあたりの違いからかもしれません。
そのバランスが、絶妙ですね。
↓ このコピーを書いた吉岡さんの考えは、ここで読めます。
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