シンプルをシンプルに語る
バカンスとは、
大してお金を使わなくても
楽しかった一日のことです。
(1995 無印良品) ●CW:梅本 洋一
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「バブル」が終わったあとの、90年代半ば、
休暇の過ごし方/生活観を問い直したコピーです。
このコピーの後に続くボディは、こう続いています。
「豪華なホテルに泊まって観光するだけがバカンスではない。野山をかけ、テントに泊まり、バーベキューする。使うお金も少なくてすむアウトドアの方が結局、素敵な思い出になるんです。」
豪華な生活は難しくなってきている現代ですが、
便利になって、何でも機械で済ませてしまいがちな今でも、
響くものがあります。
サラッと語っている文体は、シンプルがいちばんだと
まるで気づかせてくれているようです。