同じで伝わる、空気がある
いつも、どこか、同じがいいね。
ふたりPARCO
(2009 パルコ) ●CW:小西 利行
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昨日に引き続き、PARCOのコピーを取り上げます。
(といっても、PARCO行ったことないんですけどね...)
ふわっとして、
すごく抽象的なようにも思えて、
それでいて手触りが伝わるようなコピーです。
恋人同士のベタベタな「お揃い」のペアルックではなく、
どこかで繋がりを感じながら、想いを共有していく
新しい「ペアルック」がテーマというこのキャンペーン。
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好きな人と、どこかでつながってる。
そういうの、なんだか、とても幸せだと思う。
例えば、どこか同じ、色、柄、形。
彼氏や友達や家族やペットと、
さりげなくつながってるサインを持つ。
それが、パルコの考える
新しいペアルック。
さあ、時代の空気なんかに
流されないで、
ふたりの幸せを街にアピールです。
いつも、どこか、同じがいいね。
ふたりPARCO
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ボディコピーもいいですね。
きどらない文体が、力の抜けた自然体を
感じさせます。
文章のテンポも良くて、
読む語感とリズムだけで、
口調が弾むような感じになります。
こういう空気感を
コトバでうまく表現する。
難しいですけど、やってみたいものです。