今日のコピー 〜素人キャッチコピー論評〜

1日1個を目標に、心に響いたキャッチコピー・フレーズなど、自分なりに語ります。

今日のフレーズ#36 〜タイトルに集約させる〜

同じ窓から見てた空

(2005【同じ窓から見てた空】Nameless World/コブクロ
●PW:小渕 健太郎
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今ほど英語のタイトルが氾濫してなかった頃の歌に多いのですが、
良い曲だなと思っていた曲のタイトルを知って、
キャッチフレーズにも似た上手な表現をしているなと感心することがあります。

挙げてみるなら
「さよならの向う側」とか
「はじまりはいつも雨」とか
「君が思い出になる前に」とか
「未来予想図」とか
「愛が見えない」とか
「どうにもとまらない」とか…w

今回、紹介したのもそんな1曲。
詞自体は、まるで小説のように、
同窓会の久しぶりの再会を描いていますが
その情景や感傷を、一言で上手く切り取ってまとめながらも、
深みと奥行きを感じさせます。

自然に、自身の思い当たる体験や情景を想像させながらも
「そういえば、そういうことなんだな」と納得させてくれる。

ただ奇抜だったり、
違うワードを複数組み合わせて印象を残すようなタイトルとは違い、
本質を突いた答えにもなっているのに、想像が広がる深みがある。
そんな表現に憧れてしまいます。
 


同じ窓から見てた空 - YouTube

NAMELESS WORLD(通常盤)

NAMELESS WORLD(通常盤)