超短いのに、奥深い
あきらかに、
モテ期だ。
彼女が。
それでも、
前を向く。
(缶コーヒーROOTS・JT 日本たばこ産業) ● CW:岩田 純平
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
本当は、このコピーは縦書きでこそ真価を発揮する構造になっているのですが、
仕方がありませんので、横書きで。
物語性を持たせているのは、作者の自称“発明”であるコピー余白。
時間の経過や、語り手の複雑な思いを感じさせる効果がある狙いだとか。
よく見ると、後半の余白の方が、前半より狭く、2:1といった感じになっています。
真ん中のフレーズで、クスッとさせておいて*1、間髪いれずにたたみかける大きなコピー。
最後のコピーがまっすぐなだけに、一気に、引き込まれて、やられてしまいます。
まるで、大人の男性の魅力の虜になるかのように。
ダンディだけど、ちょっとおちゃめで憎めない竹野内豊さんが印象的なこのシリーズ、
こういう魅力、自分も欲しいんですが(笑)
百通りの、男の一息をぜひ、噛みしめてみてください。
あわせて読みたい
Roots | 超短編小説 それでも、前を向く。全百話
↑ 100回継続するのもすばらしい
↑ そのコピーライターが書いた「ルーツ本」。「ルーツ*2」のコピーが1035本も。