「ヘラヘラ」生きてるわけじゃない
負けても
楽しそうな人には、
ずっと勝てない。
(1994 セゾン生命保険) ●CW:岩崎 俊一
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勝負なら、必ず「勝者」と「敗者」がそこに存在します。
まさに今も行われているオリンピックでも、私たちの日常レベルでも。
試合、恋愛、ビジネス、ひとつひとつの選択…
どんな場面でも共通することだと思うのですが
「敗者」の人が、涙をながすのは、
自分のチカラがうまく出せなかったとき。
相手に勝てなかったのではなく、自分にうまく勝てなかったときなんですね。
逆に言うと、自分のチカラさえ出しきれていれば、
どんな結果でも、自身には納得できるし、勝者に敬意さえ生まれると思うのです。
常に「前向き」な感じの人がいたりしますが、
そんな人にだって「後ろ向き」になる瞬間は必ずあります。
その「後ろ向き」を「前向き」にシフトさせる強さが、
他人には眩しく見えるのでしょう。
このコピーも「楽しい」人ではなく、「楽しそうな」人としていますが、
見ている側のこちらには、「負けたら、どこかの部分では楽しくはないだろう」という実感を重ねながら見ているので、この表現になるのですね。
「楽しい」人では、「何も考えていない/勝負の舞台に立っていない」という捉え方までできてしまいます。
相手を認める理解と、自分のチカラを出しきれる強さ。
そして、そのための行動。
自分の心にも、常に響かせておきたいコピーです。
↓ 勝負に真摯に向き合う人たちの考え方は、刺激をくれますね。
↓ この人も、お手本のひとり。