終わりから語るなんて、ずるい
エンディングまで、泣くんじゃない。
(1989【MOTHER(ゲームソフト)】任天堂) ●CW:一倉 宏
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最初から、エンディングを書いてしまうという発想の豊かさ。
「エンディング」という言葉を使うことで、このゲームが、
RPGである(物語がある)ゲームだと、示してもいます。
そして、とどめの「泣くんじゃない」。
これで、終わった後に何があるのか、
見た人は気になって仕方がなくなりますね。
シンプルで、余計なことは説明せずに、
一気に斬っているのに、妙なスケール感があります。
従来の型にはまらない、新しい発想のRPGであった本作に
ピッタリの作品だと思いました。
↓ おもわず、やってみたくなりました。
MOTHER(マザー)―The Original Story (新潮文庫)
- 作者: 久美沙織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1989/08
- メディア: 文庫
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