のび太だって大丈夫 - 今日のコピー〜素人キャッチコピー論評〜

家でメガネを買おう。　
J!NS

（2009　ジェイアイエヌ）　●CW：石田文子

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サラッと書きすぎていて、一瞬ふつうじゃん！と思ってしまいました。

でも、よく考えたら「メガネ」のような身に着けるモノを、

身に着けもしないで買うのは、今までは考えられなかったこと。*1

その抵抗を、あっさりとなくさせるような文体の軽さと潔さに、
自分の固いアタマを叩かれた気がしました。

新しい時代に合った方法で、
新しい考えを提案し、
新しい顧客層・ニーズに届ける。

そんな売り手側のメッセージをきちんと受け止めて、正しく伝える。
これも、コピーの大事な役割ですね。

以下は、上のキャッチコピーの後に続くボディコピーです。

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ネットで服を買うなんておかしい！
ネットで靴を買うなんて非常識だ！という人は、もういませんよね。
では、そろそろネットでメガネはいかがでしょう？
自分の度数さえわかれば、家で寝ながらでもメガネがオーダーできる
ジンズ・オンラインショップ。
「メガネさえ店に買いに行きたくない」という、
とてつもなくぐうたらな方々は、すでにご愛用です。-----------------------------------------------------------------------------

やや上から目線な感じもする
「とてつもなくぐうたらな方々」という表現からは、
愛嬌があってにくめない親近感があります。
“そんな小さいことより、この要望にウチが応える良さの
ほうが大きいでしょう？”
そんな懐の深ささえ感じさせます。

自由が広がるというのは、もちろん責任がついて回りますが、
そのぶん、自分次第で楽しめるということでもあるんですね。

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軽いオトコだって、いいじゃないか。