今日のコピー 〜素人キャッチコピー論評〜

1日1個を目標に、心に響いたキャッチコピー・フレーズなど、自分なりに語ります。

コピーを実現させてしまった会社

 

人生と関係したい。

泣いたり、笑ったり、争ったり、抱きあったり。
ひとの気持ちが動くところに、
いつもコンピュータはいたいと思います。
コンピュータがどんどん人間に近づく、
ということは
コンピュータのある生活は、
もっともっと人間的になっていいはずですから。

(1994【アップルコンピュータApple) ●CW:中村卓司

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なんだか、今のアップルのひたすら「凄さ」をアピールするコピーとは
少し趣きが違う感じがしませんか。
まるで、糸井重里さんが使うような言葉選びのような気もします。
地味だけれど、とても人に寄り添う感じ。
そして、売り文句では「凄さ」を連発する今のアップルが
世に送り出している製品で、2014年現在、ちゃんと人の気持ちの傍に
コンピュータが寄り添っているのが、不思議な縁であり、
実現させているブレない強さを感じます。

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最近、iPod Shuffleを買いました。メーカーが違うのが皮肉ですが、
これこそウォークマンの行き着くべき姿だったと感じました。