愛と会話とサランラップ
おかん、うまい。
でも、多い。
（2013 【第51回宣伝会議賞】旭化成・サランラップ）
●CW：高崎 真梨子
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2013年の宣伝会議賞グランプリに輝いたこの作品。
発表当初に目にした時には、正直そこまで感じるものがなかったのですが、
今見ると、すばらしいなと思います。
ちゃんと風景が浮かびながら、商品の必要性を感じさせています。
例えば、自分の場合、
家族で囲む食卓の中で、このフレーズを口に出してる息子の画が浮かびました。
「でも、多い」→「じゃあ、サランラップかけとこう」と母が言いそうな感じですよね。
また、遅く帰ってきたり、夜食なんかで母が作り置きしてくれていた料理を食べている息子の画も浮かびました。
かかっているサランラップを取って料理を食べながら、このフレーズを心の中でつぶやく感じですかね。
どちらも、そこには、しっかりと「サランラップ」と会話が存在しているんですね。
この分野の中では王道の製品だからこそ、しっかりと家族の中の風景の王道にも登場している。
そういうコピーの品みたいなものもあるのに、キャッチー。
やっぱり、良いコピーです。
