今日のコピー 〜素人キャッチコピー論評〜

1日1個を目標に、心に響いたキャッチコピー・フレーズなど、自分なりに語ります。

違和感から走りだす

ちゃんとした英語を。
仕事ですから。

(2011【電車中吊り広告】ベルリッツ)●CW:藤本 宗将)
-------------------------------------------------------------

ショルダーフレーズの方を紹介してみましたが、
その説得力を引き出しているのが、キャッチコピー。
f:id:yonezi123456:20150226231839j:plain

f:id:yonezi123456:20150226231811j:plain

PHOTO from "デザインの引き出し"

一目見ただけで、違和感が顔を出す詰めの甘さ。
このギャップが、英語を表面でしか覚えていない
日本人をハッとさせるのですね。
そして、それを意図的に作り出すデザインの細部に至る詰め。
色使いもビジュアルも、さり気なく引かれた罫線も
全てがビジネスライクですが、
返ってそれが、違和感の強さを際立たせています。

そして、ビジュアルが示す重さは、
ベルリッツの英会話に対する自負をも示しているようです。

ターゲットの気持ちも汲んだうえでの、大衆に響く表現。
この深さ、やっぱり面白い。

 

ベルリッツの世界言葉案内

ベルリッツの世界言葉案内

 
日本企業が欲しがる「グロ-バル人材」の必須スキル

日本企業が欲しがる「グロ-バル人材」の必須スキル