違和感から走りだす
ちゃんとした英語を。
仕事ですから。
(2011【電車中吊り広告】ベルリッツ)●CW:藤本 宗将)
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ショルダーフレーズの方を紹介してみましたが、
その説得力を引き出しているのが、キャッチコピー。
PHOTO from "デザインの引き出し"
一目見ただけで、違和感が顔を出す詰めの甘さ。
このギャップが、英語を表面でしか覚えていない
日本人をハッとさせるのですね。
そして、それを意図的に作り出すデザインの細部に至る詰め。
色使いもビジュアルも、さり気なく引かれた罫線も
全てがビジネスライクですが、
返ってそれが、違和感の強さを際立たせています。
そして、ビジュアルが示す重さは、
ベルリッツの英会話に対する自負をも示しているようです。
ターゲットの気持ちも汲んだうえでの、大衆に響く表現。
この深さ、やっぱり面白い。
- 作者: チャールズベルリッツ,Charles Berlitz,谷口伊兵衛
- 出版社/メーカー: 而立書房
- 発売日: 2002/06
- メディア: 単行本
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