ずるさとこわさとありがたさ 〜今日のフレーズ
抱きしめるふりして
抱きしめてもらってた
愛するふりして
愛してもらってた
(2011 【おあいこ】ハナレグミ ●PW:野田 洋次郎)
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久しぶりに、今日のフレーズ。
今日は、先日TVでやってた番組で知った曲より。
「ふりして」のフレーズが印象的ですね。
それだけ「甘えてた/依存してた」ということを表現しているのだと自分は感じました。
「もらってた」には、感謝の想いが感じられます。
でも、全て過去形。
今は、そうではないということを暗に表している気がします。
元プロサッカー選手の澤穂希さんの特集の際に使われていたこの曲。
曲自体の美しさと切なさ、それに上で挙げた歌詞部分だけを上手に演出させていたのが印象的でした。
そして、サッカー女子日本代表/なでしこの五輪出場が絶望的となってしまいました。
優勝したW杯以降、ずっとおなじみのメンバーが連ねていた今回のチームが見れるのはたぶん五輪で最後だろうと思っていただけに、早い感じの終幕が決定的となってしまったのは残念です。
彼女たちが、いちばん勝ちたいと思っていただろうし、
彼女たちが、いちばん負けて周りが去っていく怖さを知っていたのですから。(どんどん背負うものが大きくなってく宮間選手も大丈夫かな)
無責任に浮かれていたのは、外野の私たちの方なのだと思います。