今日のコピー 〜素人キャッチコピー論評〜

1日1個を目標に、心に響いたキャッチコピー・フレーズなど、自分なりに語ります。

心に響けば、かるく超えるモノがある

生まれた世代は違っても、
同じ歌を愛している。



 (2012 東京声研合唱団)  ●CW:日野原 良行*1

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最後の「愛している」が、

このコピー全体を、幸せな雰囲気に包んでいます。

それがコピーを読んだ人にも、伝わりますね。




1つの歌をつくりあげて届ける、いろいろな世代の人たちが、
そんな気持ちで、届ける歌を愛しているようにも感じられます。

そして聴く側にも、その歌を世代に関係なく、
愛せて、共有できる権利はあり、

そこで「自分も歌ってみたい」と感じたら、
同じように届ける側に回って、同じ歌を愛していく。


サブコピーにある「世代を超えて、歌うよろこび」は、
「歌をお互いに愛せているよろこび」

歌う側・歌いたい側だけでなく、聴く側にも、
この合唱団の歌を聴いてみたいなと思わせてくれる気がするのは、
この幸せな雰囲気がつくり出しているように感じます。

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PHOTO:http://ameblo.jp/nachchchch/entry-11559730862.html

 

*1:先日、この方のブログを見つけました。プロでもないのに、こうやっていっちょまえに語っているのが恥ずかしくなるくらい、とても深く参考になるブログでした。
それにしても、宣伝会議賞グランプリと、ルルドのコピー書いたのがこの人だったとは…嬉しい発見でした。